小学生のうちは学校の宿題だけで十分よね?
家庭学習はどのくらいやるのが正解なのかな?
- この記事を書いた人
- 元教員ママ
- 子どもは二人とも中高一貫校進学
- 通信教育歴13年
- 転勤族のため様々な場所で、多くの塾や習い事を経験
家庭学習の積み重ねは、子どもに必要な力がたくさん身につきます!
家庭学習の必要性とは?
以前は、宿題といって学校から出されるプリントをやっておけばよかったけど、、
今は「家庭学習」が主流となっていますね。
学習の定着
家庭学習は、学校で学んだ内容を復習し、理解を深めるために役立ちます。これにより、知識がしっかり身に付きます。
進んで勉強する子になる
自宅での学習は、子どもたちに自ら学ぶ習慣を身に付けさせ、自主的に課題に取り組む姿勢を養います。
学力が向上する!(親が一番期待することですね)
定期的な家庭学習は、学力の向上につながります。文武科学省の調査によると、家庭学習を行っている児童は、そうでない児童に比べて学力が高い傾向にあります。
問題解決能力の向上
家庭学習を通じて、子どもたちは目的を持って学習を進めることができ、課題解決能力を養うことができます。
家族との絆
家庭学習は、親子のコミュニケーションを促進し、家族との絆を深める良い機会です。
生活スキル向上
学校で学んだ算数や国語などの知識は、日常生活での様々な場面で役立ちます。例えば、買い物をする際の計算や、地図の読み方などがあります。
小学生の家庭学習の勉強時間を学年別に紹介!
小学生の家庭学習時間の目安は「学年×15分」
小学生の家庭学習時間の目安は「学年×15分」です。具体的には、1年生なら15分、6年生なら90分ということになります。ただし、大切なのは学習時間の長さよりも、家庭学習を習慣化させることです。年齢が幼いうちのほうが習慣化しやすく、学年に応じた時間と学習内容を意識する必要があります。
以下は、学年別の勉強時間目安です。
- 低学年 (1年生〜3年生):
- 15分〜30分の家庭学習が大切です。
- 「帰宅→おやつ→家庭学習」のように流れを決めて、学習習慣をつけましょう。
- 休日は週に数回、短時間から始めて習慣化を目指しましょう。
- 中学年 (4年生〜6年生):
- 45分〜1時間の家庭学習が適しています。
- 宿題のほか、ドリルや自主学習を取り入れましょう。
- 子供の主体性を育むため、選択肢を提示してお子さんに宿題の順番や勉強を始める時間を決めさせましょう。
- 高学年 (5年生〜6年生):
- 1時間15分〜1時間半の家庭学習が適しています。
- 学習内容をお子さん自身が決めるようにしましょう。
- 中学受験を考えている場合は、プラス30分〜1時間半の学習時間が必要です。
学習に最適な時間帯は子どもの性格や年齢によって異なります。朝型、帰宅後、夜に落ち着いてなど、お子さんのスタイルに合わせて考えてみてくださいね 朝から勉強すると脳が勉強モードに入り、夕食までに勉強するのもおすすめです。寝る前には暗記系の学習をすると記憶の定着が期待できます。
家庭学習を習慣化する6つのコツ
- 学習計画を立てる: 学習計画を立てて、毎日の学習時間や内容を決めましょう。これにより、子どもが何をすべきか明確になります。子どもによっては、通信教育なども活用する。(学習時間を確保しやすい)
- 続けることが楽しくなる工夫: シールやスタンプを使って、学習の進捗を見える化することで、子どもが達成感を感じやすくなります。
- 集中できる環境づくり: 学習に集中できる静かな場所を用意し、必要な教材や文房具を整えましょう。
- がんばり過ぎない: 学習時間が長過ぎたり、目標が高過ぎたりすると子どもが圧倒されてしまいます。無理のない範囲で計画を立てましょう。
- 親の声がけ・ほめ言葉: 子どもが学習を始めたら、「一緒に勉強しよう」と声をかけたり、上手にできたらほめてあげたりすることが大切です。
- 子どもの興味を取り入れる: 子どもが興味を持っていることや好きなことを学習に取り入れることで、学ぶ楽しさを感じさせることができます。
家庭学習を習慣化させるためには、毎日の勉強時間を同じにしたり、集中しやすい環境を整えたりすることが大切です。親子で学習のふりかえりをすることも効果的です。
習慣化を目指して、少しずつ取り組んでいってくださいね!
まとめ
家庭学習の習慣づけるのは、学校から帰ってきて、「また勉強かぁ、、」と子どもも大変ですが、
毎日の積み重ねが、学力向上や子どもがこれから生きていく力を身に付ける良い機会となります。
様々な教材や通信教育、オンライン学習も活用してぜひ大切にしていきたいですね。